この画面は、全お客様の計測を集めた「共通の知見」です。お客様ごとの画面とは別に、代理店だけが見られます。
コンサル支援 > 共通の知見

AIごとの傾向と対策

更新:毎月(横断分析の集計を反映) ・ 参考情報
まず覚えておく3つのこと
  1. AIによって、見ている場所がちがいます。OpenAIは公式サイト、Geminiはポータル(予約・口コミサイト)、AIモードはGoogle上の店舗情報を、それぞれ多く根拠にしています。
  2. 質問の言い方で、見られる情報が変わる可能性があります。「存在確認」の質問と「おすすめ」の質問では、参照先がちがうと考えられます(下の表。数字での確認はこれからです)。
  3. だから対策は「1か所だけ」ではなく、3か所をそろえます。公式サイト、GBP、外部サイト(ポータル)の情報を、同じ内容にそろえるのが基本です。

① AIごとの傾向と対策

傾向

OpenAI(ChatGPT)

回答の根拠にしたサイトの種類(回答のうちの割合)
公式サイト
64.0%
ポータル
32.7%
Googleマップ系
27.3%
店の公式サイトを根拠にすることが最も多い。推薦理由は「駅近・アクセス」が多い(44.7%)。
対策の方向
  • 公式サイトに、場所・最寄駅・料金・得意なことを文章で書く
  • 構造化データで店名・住所・営業時間を機械が読める形にする
  • ブログで「どんなお客様向けか」を書く

Gemini

回答の根拠にしたサイトの種類(回答のうちの割合)
公式サイト
30.0%
ポータル
54.0%
Googleマップ系
5.3%
予約・口コミのポータルを根拠にすることが多い。マップを使える設定でも、マップを根拠にしたのは少数。推薦理由は「設備・雰囲気」が多い(38.6%)。
対策の方向
  • 住宅ポータルなど主要ポータルの会社情報を最新にそろえる
  • 写真・設備・雰囲気の説明を各所に入れる
  • ポータルの店名・住所・電話を公式と同じ表記にする

GoogleのAIモード

回答の根拠にしたサイトの種類(回答のうちの割合)
公式サイト
19.3%
ポータル
26.7%
Googleマップ系
68.7%
Google上の店舗情報(GBP)を根拠にすることが最も多い。推薦理由は「口コミ・評判」が多い(43.1%)。
対策の方向
  • GBPの基本情報・サービス・写真を充実させる
  • 口コミを増やし、返信を続ける
  • GBPの投稿で、質問に答える内容を入れる
観測された傾向であり、「こうすれば必ず紹介される」という保証ではありません。1回の根拠に複数のサイトが付くため、合計は100%になりません。

② 質問の言い方で、AIが見る場所は変わる?

目安
お店の質問を決めるときの目安です。質問の型によって、AIが決め手にする情報が変わる傾向があります。
存在確認・条件の質問(「○○にある△△を教えて」など)
決め手は、お店の公式サイトのサービス・料金ページになりやすい傾向があります。
「おすすめ」「比較したい」の質問
プレスリリース、SNS、比較メディアなど第三者の情報が引用されやすい傾向があります。Geminiは特にこの傾向が強く見られます。
「どこに相談すれば?」の質問
決め手は解説記事になりやすい傾向があります。
観測された傾向であり、お店や業種によって異なる場合があります。
質問の型(例) 参照されやすい情報(目安) 対策のポイント
「○○にある△△を教えて」
存在確認・一覧
店のホームページ、Googleマップの情報店の基本情報(所在地・営業時間・メニュー)が公式サイトとGBPで読み取れること
「おすすめの△△は?」
比較・推薦
ポータル・比較サイト、まとめ記事が混ざりやすい比較サイトや口コミサイトに載り、特徴を一言で言えること
「口コミの評判がいい△△は?」
評判
口コミサイト、Googleの口コミ口コミの数と内容、返信
「注文住宅に強い△△は?」
悩み・目的
悩みに答えるページ、専門性が書かれたページ目的別の説明ページ、施工事例・資格の記載
「土日も相談できる△△は?」
条件指定
営業時間・アクセスが読み取れる情報営業時間・対応エリアの表記を各所で統一
質問を設定するときのコツ:お店の強みに合う型の質問を、2〜3種類ずつ組み合わせます(例:「存在確認」1問+「おすすめ」1問+「悩み・目的」1問)。1つの型だけだと、見え方が偏ります。

③ 3つのAIに共通すること

傾向
  • Googleマップの上位とAIの推薦は、あまり重なりません。マップ上位10件との重なりは、OpenAI 5.8%・Gemini 9.4%・AIモード 8.6%でした。「マップで上位だから大丈夫」とは言えません。
  • AIが紹介する店は、AIごとに大きく異なります。2つのAIで同じ店が重なる割合は、16〜29%でした。3つすべてで紹介される店は、1業種あたり平均4.3店です。
  • 同じ質問でも、答えは毎回変わります。だから1回の確認で判断せず、続けて計測して見ます。

この画面をお客様に使うときの注意

  • 「このAIは○○を重視している」は、観測された傾向として伝えます。AIの仕組みを断定する言い方は避けます。
  • 「対策をすれば紹介される」とは言わず、「紹介される可能性を高める準備」と伝えます。
  • AIの仕様は変わります。数字を出すときは、計測した時期も添えて伝えます。